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まよひがのおみくじをブログにしたら、調べやすくかつ更新しやすいかなぁと思った。 でもあまり更新しないので、何か問題があればメールを下さい
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イザ!のブログにも同じことを書いています。おみくじに関する質問やこれは違うんじゃないかというご意見がありましたら気軽にどうぞ。

【一覧】
おみくじの歴史は?
おみくじの語源は何?
おみくじの引き方にはどんなものがあるの?
吉凶はどれが一番いいの?
おみくじを引いたら「平」が出たけどどういう意味?
別の神社なのに同じおみくじがあったけど何で?
おみくじの正式な作法ってあるの?
おみくじを一日にたくさん引くとよくないの?
こどもみくじは大人が引いてもいいのでしょうか?
おみくじは結んでこなきゃダメ?
おみくじはなぜ結ぶの?
凶のおみくじを引いたら、どうすればいい?
Q:凶を引きたくないけどいい方法ない?
おみくじの詳しい解説をしてくれるとこはありませんか?
おみくじの筒って四角と六角をよく見るけどどっちが一般的?
変わったみくじが引きたいけどどこにあるの?
おみくじの値段っていくらぐらい?
お菓子を食べたらおみくじ入ってたけどこれは何?
外国にもおみくじってあるの?
中国式おみくじってどんなもの?

 

Q:おみくじの歴史は?

A:くじの神託自体は古くからありますが、現在のおみくじに繋がる直接のルーツはおそらく江戸初期に広まった中国由来の「天竺霊籤」だと思います。

渡来した時期は不明だそうですが、江戸初期に天海(慈眼大師)もしくはその弟子によって広まったそうです。

これは日本に入ってからは「元三大師百籤」もしくは「観音みくじ」と言われるようになり、今なお多くの寺で引くことの出来る主流のみくじです。

もっと詳しく→http://omikuji.iza.ne.jp/blog/entry/1421769/:おみくじの歴史:イザ!


Q:おみくじの語源は何?

「くじ」という言葉自体は
「串」説(くしという言葉からくじに転化した)
「抉り」説(抉りは結び目を解く道具)
「公事」説(公のことを決めるのに使うため)
「神心」説
「奇し」説(奇なことを起こすから)
「鬮子(児)」説(鬮は中国のゲームや神事に使われた小型の円盤状のくじ発音はクで、それに小さいの意味で子をつけたもの)
みたいに諸説様々あります。

ついでにくじという言葉は10世紀ごろから見られ「孔子」と書かれました。
「くじ」のうえの「おみ」はおみおつけと同じようなもんでしょう。ただ、元々は一般的でなかったようで江戸時代は一般的には「みくじ」と言われていたそうです。

おみくじという言葉で今のところ確認されている一番古いとされているのは江戸時代の山東京伝「通気智之銭光記」です。「おみくじ」は近年使われだした言葉でしょう。


Q:おみくじの引き方にはどんなものがあるの?

A:筒を降り棒状のくじを引く方法と箱の中から折りたたまれた紙片を取る方法が多く、また自動販売機もよくみられます。まれにガチャポンなどもあります。
筒振りだけでも自分で振り社務所の方に紙片をいただく、自分で振り自分で棚から取り出す。神職・僧侶に引いてもらいくじ解きをしてもらうなど。また複合型で筒から棒ではなく、賽のようなものをとりだす方法や箱から棒を取り出す方法などもあります。面白いところでは釣り竿でくじを釣ったりするところもありました。私がまだ知らない変わった引き方が他にもあるかもしれません。


Q:吉凶はどれが一番いいの?

A:好きなのを選んでね!
寺:大吉・吉・半吉・小吉・末吉・末小吉・凶
神社一般:大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶
おみくじ研究家の見解:大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・凶・小凶・半凶・末凶・大凶

神社は様々だから一概にどうとは言えないです。特に中吉自体が近年誕生したものらしく吉の上か下かで定まっていないようですし、おみくじはどちらかと言えばアドバイスだから吉凶よりも文面をしっかり読んだ方が良いと思います。たまに大吉とは思えないひどいことを書いたみくじもあります。

もっと詳しく→http://omikuji.iza.ne.jp/blog/entry/989298/:おみくじの吉凶:イザ!


Q:おみくじを引いたら「平」が出たけどどういう意味?

A:普通。運勢の変動が少ない。

もっと詳しく→http://omikuji.iza.ne.jp/blog/entry/1064875/:「平」おみくじの謎:イザ!


Q:別の神社なのに同じおみくじがあったけど何で?

A:おみくじ業者があります。一番大きくて有名なのが女子道社という山口の神社が作ったメーカーで、大抵の神社はここのおみくじを使っています。別ブログですが業者製をまとめたページがあるので参考にどうぞ。


Q:おみくじの正式な作法ってあるの?

A:江戸時代のおみくじ本に載っている作法です。
①口・手を清める。
②法華経普門品(観音経)を三遍読誦
③聖観音・千手観音・十一面観音の真言各三百三十三遍唱える
④三十三度礼拝
⑤「おみくじ願文」を読む
⑥占いたいことを強く念じて一本振る。ただし、当たらないんじゃないかとか疑ってはいけない。
⑦数字を確認してみくじを筒に戻す
⑧筒を両手で持ち「送奉の文」を読む


Q:おみくじを一日にたくさん引くとよくないの?

A:おみくじは一つの願い事に対して一回するので複数あるならいいと思います。東京の飛不動尊では最低2時間、通常二週間と説明していました。


Q:こどもみくじは大人が引いてもいいのでしょうか?

A:私は大人ですが断られたことはありません。


Q:おみくじは結んでこなきゃダメ?

A:元々は番号別にみくじの解説書を読んで吉凶を判別していたので紙片は貰っていませんでした。今でもそのようなスタイルのところもありますので紙自体にそんなに重みはないと思います。
みくじによってはこのみくじをお守りにしろと書いているものもありますし、気に入ったものならも持って帰っても問題ないでしょう。


Q:おみくじはなぜ結ぶの?

A:おみくじのトップメーカーである女子道社が所属している鹿野商工会のhttp://www.y-shoko.com/kano/omikuji/qa.html:おみくじQ&Aでは縁を結ぶ事から来ていると書かれています。
結という行為は日本だけでなく様々な国々の呪術に使われています。
生木におみくじを結ぶことにより木の生命力得て運気を向上させるような意味があるのではないかと予想します。神社のお守りとしても「結び守り」を見ることが出来ますし、結び目は魔よけとしてもよく使われます。


Q:凶のおみくじを引いたら、どうすればいい?

A:出典は分かりませんがきき手と逆の手で結べばいいとよく言われています。凶はそれ以上落ちようのないどん底なので向上に向かい、大吉に通じるともいいます。おみくじはあくまでアドバイス的なものなので自分への戒めとして受け取る方がよいと思います。


Q:凶を引きたくないけどいい方法ない?

A:全体的に寺では凶が出やすいので神社や吉凶のないおみくじを引けば良いです。東京なら明治神宮とかは吉凶がないです。


Q:おみくじの詳しい解説をしてくれるとこはありませんか?

A:おみくじの元祖は天台宗の元三大師といわれているだけあり、それを祀っている寺ではみくじ解きをしてくれることがあります。比叡山横川・大原三千院・大阪神峯山寺などがやっているのは確認しています。元三大師を祀っている寺でお坊さんが忙しそうでなければ聞いてみればいいと思います。
あとは「一番大吉!」という本に寺のみくじの解説があるからそれを読めばいいでしょう。


Q:おみくじの筒って四角と六角をよく見るけどどっちが一般的?

A:多分メーカー製が六角形中心が多いらしく主流になりつつあるようですが、江戸時代のみくじ本は必ず四角形の筒が書かれているので古いタイプは四角じゃないかと思います。


Q:変わったみくじが引きたいけどどこにあるの?

A:こちらへどうぞ。→http://tunodaishi.blog.shinobi.jp/:まよひが~おみくじ図鑑~


Q:おみくじの値段っていくらぐらい?

A:地域や物によりますが100円が多いように思います。観光地なら200円も多いですね。福岡近辺は30円や50円が多いみたいで地域によって様々です。「おこころざし」というところもあります。
人形付きの変わりみくじなら500円か300円が多いです。そういえば400円は見たことがないです。きっと縁起の問題でしょう。

最高の値段では今のところ私が知っているのは比叡山横川元三大師堂の1000円です。これはお坊さんが読経をし、御籤を引いてくれるというものです。3000円のものがあるという書き込みを見たことはありますが、あれば引きに行くので教えてください。
セット価格なら目黒七福神みくじがフルセットで4000円になります。六ヵ寺を巡り、台座も入手するものです。

安さなら伏見稲荷など山の上にはたまに無料でみくじを引けるようになっているところがあります。そういうところには筒と吉凶を書いた看板があります。でもお賽銭ぐらいはあげてくださいね。


Q:お菓子を食べたらおみくじ入ってたけどこれは何?

A:多分それは辻占煎餅です。フォーチュンクッキーというのを世界中の中華街を中心に見ることが出来ますが、あれは日本の辻占煎餅が中国に伝わり華僑から世界に広がったものです。
最近はいろんなものにおみくじがついていることがあります。飴・チョコ・ラーメン・団子・ハンバーガーセットとか。


Q:外国にもおみくじってあるの?

A:日本のおみくじのルーツは中国なのでそこにもあるはずなのですが、共産主義は宗教的なものを排斥するため、文化が途絶えたという話を聞いたことがあります。
香港などの影響の少ない地では今でも盛んに行われています。『黄大仙廟』などでは盛んな様子がみられます。

ヨーロッパは分からないのでその内調べてみたいと思います。


Q:中国式おみくじってどんなもの?

A:線香やお供え物をし、神像の前で頭を床につけるような礼をし、三日月型の賽を振り、それでみくじを引いてよいという許可が出たら筒を振り棒が飛び出すのを待ち、落ちた棒の番号を元にみくじの解説書を読んで自分で判断するなり、その辺の占い師に聞いたりします。占い師に聞くと紙片がもらえます。
日本では横浜の関帝廟などで引けます。あとアジアン雑貨屋で三日月型の賽がたまに売っています。

 

参考文献
『一番大吉!おみくじのフォークロア』 中村公一著 大修館書店出版
『元三大師御籤本の研究』大野出著 思文閣出
 

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たまに、日本で最初の自販機はおみくじという話を聞きます。
(例えばCity Do!の特集ページ鶴岡八幡宮のとことか)
http://www.citydo.com/newyear/omikuji.html



しかし、wikipedia曰く
以下長いので要約 気になる人はリンクを見てください。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E6%A9%9F#.E6.AD.B4.E5.8F.B2
俵谷高七が1888年に発明。
内国勧業博覧会に出品した煙草自動販売機が最初。(ただし現存していない)
現存する最古の自販機は、俵谷が1904年に発明した「自働郵便切手葉書売下機」。
それは逓信総合博物館に所蔵されている。

 

ちなみに記事にはおみくじの話はまったく出てきません。
さっぱり分からないのでググって見たところこのようなサイトがありました。
ラジオ番組の記事みたいなのですが



以下要約すると


らぶらじ
http://www.digisbs.com/radio/program/love/unchiku/20080403103358.htm
1904(明治37)年『自働郵便切手葉書売下機』という自販機が出来た。
しかし、性能が悪いので実用されなかった。

 

翌年の1905年、女子道社がおみくじ自販機を実用化。





つまり、
日本で初めて作った→1888年「煙草自動販売機」
現存する最古の自販機→1904年「自働郵便切手葉書売下機」
実用化された最古の自販機→1905年、「おみくじ自動頒布機

これでよいみたいです。




そういえばこんなサイトを発見しました
山口県教育委員会
http://www.ysn21.jp/furusato/guinness/nippon/nippon2.html
(上記サイトより引用)
日本初の自動販売機の製造 「おみくじ自動販売機」(周南市) 明治39年製造 

明治39年=1906年
なんか微妙にずれてる・・・
[おみくじ] ブログ村キーワード 

おみくじの語源は「おみ」は「御御」だとして「くじ」という言葉について考えねばならない。
①「串」説(くしという言葉からくじに転化した)
②「抉り」説(抉りは結び目を解く道具)
③「公事」説(公のことを決めるのに使うため)
④「奇し」説(奇なことを起こすから)
⑤「鬮子(児)」説(鬮は中国のゲームや神事に使われた小型の円盤状のくじ発音はクで、それに小さいの意味で子をつけたもの)

などがある。

様々な民族にも言えることだが、古い時代は占いなどで物事が決められることは多々あった。文献におみくじの古いものだと見られるのは『日本書紀』で有馬御皇子が謀反の首尾を占うため「短籍をとりて謀反けむ事を卜った」とある。

 その当時ちょうど中国でくじが流行っていたため日本に伝わったものと考えられる。さらに占いとしてだけでなく、宴席や詩会でも用いられ引いたお題で詩を読むなどということが行われた。

くじという言葉は10世紀ごろから見られ「孔子」と書かれた。

おみくじは政治の世界でもたびたび使われており、

1242年、鶴岡八幡宮で天皇を決めるのにくじを引き後嵯峨天皇が即位する。足利幕府の後継者を決めるため岩清水八幡宮でくじを引き足利義教が即位。

などの話がある。

また、明智光秀が信長を焼き討ちする前にくじを引いたという話もあり、その他にも戦国武将もくじによって戦い方を決めていたという記録が残っている。 ちなみにこの頃のくじは今のような神社で用意されたくじを使うのではなく、自分で用意するのが一般的であったと思われる。

また、歌占という占いがあり、巫女が詩を読むことによって占う方法が使われた。それと同時に歌の書かれたくじを引いて占う行為も行われた。

江戸時代にもなると、くじの道具をいつでも使えるように用意するようになった。神社仏閣でもくじを備え付けるようになった。そこには数字の書いた棒を入れておいて人々は「○番なら上手く行く」などと決めてから行ったようだ。

さらに中国から南北朝から室町初頭ごろ「天竺霊籤」が入ってき、それが「元三大師百籤」もしくは「観音みくじ」として流行した。元三大師は天台宗座主十八代目の良源で慈恵大師とも呼ばれる人である。なぜ結びついたのかは不明だが、そのため比叡山元三大師堂はおみくじ発祥の地とも言われる。ただし、天台宗以外の寺でも「元三大師百籤」は一般的に使われている。「みくじ本」と呼ばれるおみくじの解説書まで登場した。

現在でも寺で引けるみくじは「元三大師百籤」がルーツになっているため、大まかに分けて寺のおみくじは漢文が多く神社のおみくじは和歌で書かれた物が多い。また様々な宗派でおみくじが作られ、面白いところだと近松門左衛門が作ったおみくじも登場した。(兵庫県:広済寺)

近年では女子道社という会社によって多くのおみくじが作られ販売されている。


参考文献
『一番大吉!おみくじのフォークロア』 中村公一著 大修館書店出版

概要
角大師 ここはおみくじ界の仏、角大師様を敬愛するブログです。

さらに大変不定期におみくじを紹介するブログです。

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